こんにちは、ごりゅごcastです。
今週から息子が小学校に行きはじめ、金曜日からは「給食あり」で帰ってくるようになりました。(=Podcastを録音する時間がとれる)
1年生って、割と帰宅が早いイメージがあったんですが、基本的に下校開始時間が3時くらい。
ああそうか。俺は土曜日にも学校行ってた、ってことを思い出し、週休2日にすることでむしろ学校は平日が忙しくなったんだな、なんてことを思ったりしておりました。
先週はようやく1年かけてiPadの本を発売することができ、さらにはごりゅごの確定申告も完了。
次は、キーボードの自作とフィンガードラムやらDTMという2つの新しい趣味をちょっと掘り下げてみるぞ、という感じのことを思っています。
気になることをDoMAに置く
今週は、いつも一緒にブックカタリストを配信している倉下さんに、DoMAというテクニック、概念のようなものについて話を聞きました。
🎙気になることをアウトラインで管理するDoMAシステム【倉下忠憲さんにインタビュー】 by ごりゅごcast • A podcast on Anchor
Podcast内でも語っているんですが、DoMAってどういうものなの、ってのをすごくざっくり言うと「アウトライナーで気になることを管理する」というだけのすごくシンプルなもの。
強いて重要なルールを挙げるとするならば「カテゴリに分けて整理するということをしない」ということ。
あとはもう、自分の好きなようにしたらいいんやで、という投げっぱなしがDoMAの特徴(だと認識しています)
これを聞いて自分でも真似してみたら、実にいい。
「アウトライナー」というものを使うとどうしてもなんか「カテゴリ」にわけていろんなことを整理したくなるんだけど「気になること」の管理はそうじゃない。
究極的な、幅広い意味での「気になること」という言い方をすれば、気になることは100個でも200個でもあるんだけど、自分にとって今大事な気になることは10個ないくらい。
この、自分にとって今大事な気になることと、幅広い意味での「気になること」を、同じ感覚でカテゴリで分けて並べてしまうと、大事な気になることが見えなくなってむしろ不便になる。
それを解消するのがDoMAがいう「気になることをカテゴリ分けしない」というだけのシンプルな方法でした。
アウトライナーというとつい「カテゴリわけ」ばかりが得意そうな印象なんですが、DoMAはアウトライナーの「並べ替えがしやすい」という特徴を活用したもの。
気になることを「カテゴリわけせず」「気になる順に並べる」
これをやってみるだけで、自分の脳内がすごくスッキリしていい気分が味わえました。
なお、ごりゅごはObsidianの中にiframeを使ってWorkflowyを埋め込む、ということをやっています。
なんでこうしてるのか、みたいなのもPodcastで話しているので、よかったらその辺も聞いてみてください。
🎙気になることをアウトラインで管理するDoMAシステム【倉下忠憲さんにインタビュー】 by ごりゅごcast • A podcast on Anchor
音声020:倉下忠憲さんに「DoMA」について聞く(理論編) - シゴタノ!記録部
🎙Workingcopyを使ったノート内の全文検索
Obsidianモバイルがそろそろ期待できる時期になってきているんですが、とりあえずまだ使えないのではるなさんはiPadでそれっぽいことを実現する方法をいろいろ考えています。
今回はWorking Copyが「検索」という点ですごく便利だったよ、って話。
実はこれ、iPad限定で言うとgitの「ネットがない環境でも便利」という特徴と、iPadが外で使えないorテザリングめんどい、などど合わせて考えると、普通によい選択肢のようにも思えます。
denolehov/obsidian-git: Backup your Obsidian.md vault with git
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure
🎙632.Workingcopyを使ったノート内の全文検索 by ごりゅごcast • A podcast on Anchor
📱iPadで仕事を進めるコツ
最初はきっとiPadだけでなんでも出来るようになりたいって思う人が多いんじゃないかな?
でも、無理して全てiPadだけで完結しなくても「得意なことを得意なデバイスで作業する」ことも大事だと思っています。
最近晴菜さんが書いてるコンテンツは、身内びいきなしで普通に面白い、と思います。
普通におすすめな記事。
iPadで仕事を進めるコツ - iPad Workers Newsletter
💎読んだ本の内容を「ずっと使えるノート」にする
この本のごりゅご評価が大きく上がった理由の1つが、Obsidianの存在というか、本の内容をObsidianを使ってまとめたことで理解が深まり、それで面白さがよくわかった、ということなのではないかと思っています。
この記事、最初に書こうとしてた内容が話が膨らみすぎてしまって、全部ボツにしてもう1回書き直したもの。
まあすげえ手間掛けたわ、って実感があるんですが、その分個人的にもなかなかによいものできたぞ、って自信が持てるものになりました。
俺、このくらいのやつが定期的に読めるなら有料でもいいな、って自分で思えるようになってきました。
3ヶ月くらい続けて、ようやくいい形が見えてきました。
🌱読んだ本の内容を「ずっと使えるノート」としてまとめる - ナレッジスタック
↑ともちょっとつながることなんですが、最近めっちゃテキスト書くのが自分の中でいい感じになってきています。
その理由として大きいのが「分割キーボード」と「薙刀式」
2021年のはじめに一気にいろいろやり方を変えて、日本語入力やキーボード操作全般は結構苦労していたんですが、ここにきてそれらの苦労は「完全に前よりいい」と言える状態になってきました。
最近は、iPadで文字入力すると「なんでこんなにいっぱいタイピングしないといかんのや」って感じる程度には薙刀式にも慣れました。
もしごりゅごのテキストがよくなったのであれば、その大半はこの2種類の「道具」のおかげです。
まじで、IMEが変わると出てくるテキストも変わります。気持ちよく文字が入力できる仕組みがあると、気持ちよく文章が書ける。
これもまた、2021年の新しい発見です。
特に薙刀式に関しては、Macの場合「Benkei」が超簡単(起動すれば薙刀式、アプリ落とせばローマ字に戻る)なので、ちょっと試してみたり、少しずつ練習するのにも向いています。
↓のマニュアル片手に、是非とも1回「おためし」してみてください。
【カタナ式ファミリー】カナ配列「薙刀式」: 大岡俊彦の作品置き場
今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ご意見、ご感想や質問、リクエストなどは、この記事へのコメントや、Twitterのハッシュタグ #ごりゅごcastなどでお聞かせいただけたら嬉しいです。